NHK大河ドラマ「青天を衝け」が終わりました。
「日本資本主義の父」、渋沢栄一の生涯を描き、数多ある薩長史観による大河ドラマと一線を画した徳川視点のストーリーは、薩長閥に伍し、反骨精神で民間力を信じ突っ走る主演、吉沢亮さんの魅力と相まって、実に新鮮、魅力的でありました。
このドラマの中にも登場しましたが、万延元年(1860)、国賓として招かれた徳川幕府、遣米使節団の小栗忠順(ただまさ、後の上野介)。その従者9名の1人、三好権三はなんと津和野町日原出身です。ポーハタン号に乗り、アメリカに渡った後、一行はナイアガラ号に乗り換え、大西洋を越えて世界一周しました。これは日本人として初めての偉業です。
もしかしたら権三は、津和野町日原にあるミズベリング・ベース、日原にぎわい創出拠点「かわべ」の敷地内にあった川港から高瀬舟に乗り高津川を下り、高津の沖から北前船に乗り換え江戸へ、さらに世界へ旅立ったかもしれないです・・・。
たぶん・・・(笑)、そう考えると夢がありますよね~。まさに高津川は物資・人の交流の要であり、世界に広がるドアだったわけです。
さらに素敵な面白い話があります。「かわべ」を管理運営するNPOにこはら理事、Kさんの親戚に、なんと吉沢亮さんがいらっしゃいます。そして、亮さんは小さい頃、高津川で泳いだことがあるらしいのです。なんかすごく身近に感じて、うれしいですよね~。
「かわべのミズベリングイベント風景」
大河ドラマ絡みでもう一つ。新たにスタートしました脚本家、三谷幸喜の自信作、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のプロデューサーHさんは、NHK松江放送局に在籍した若い頃、日原を舞台にした番組のスタッフとして日原を訪れ、日原の若松屋で飲んでます。
小ネタでした。(笑)
(2022年2月5日 日原にぎわい創出拠点 かわべ便り№8一部加筆修正)
日原にぎわい創出拠点「かわべ」の詳細は https://nichiharakawabe.jp/
ミズベリングの詳細は https://mizbering.jp/
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